計算は「今の物価に直す」と「別の通貨で表示」の二段階
第一段階では、元の通貨の物価変化を使います。1950年の100米ドルなら、米国の物価変化から今の物価では何ドルくらいかを試算します。
次に、今の物価で見た金額を、現在の為替レートで円やユーロなどへ表示します。この順番なら、米国内で当時どれだけ買えたかという価値と、今の通貨どうしの交換比率を分けて考えられます。
- 過去の金額→現在の同じ通貨:その国・通貨の物価変化
- 今の金額を別の通貨で見るとき:現在の為替レート
- 過去の為替レート:当時、別通貨へいくらで交換できたかを知る別の調査
通貨には、それぞれ計算できる開始年がある
現在と同じ名称の通貨でも、制度変更や通貨統合があります。ユーロは1999年以降、ブラジルレアルは1995年以降など、本サイトでは連続して扱える期間を通貨ごとに制限しています。
米ドル、英ポンド、日本円のように長い期間のデータがある通貨でも、古い年代ほど利用できる資料が少なくなります。対応していない年は、無理に計算しません。
| 通貨 | 本サイトの開始年 | 確認点 |
|---|---|---|
| 英ポンド GBP | 1960年 | 1960年以降の年次CPIで比較 |
| 米ドル USD | 1913年 | 米国政府が公表する消費者物価データ |
| 日本円 JPY | 1871年 | 江戸貨幣は対象外 |
| ユーロ EUR | 1999年 | 導入前の各国通貨は対象外 |
| ブラジルレアル BRL | 1995年 | 旧通貨は対象外 |
歴史的な為替相場を知りたい場合は別に調べる
「1950年に100ドルは何円へ交換できたか」を知りたいなら、必要なのは1950年のドル円相場です。「1950年の100ドルは、今の物価に直すと現在の円でどのくらいか」とは別の質問です。
このサイトが扱うのは、昔の金額が今ならおよそいくらかです。当時いくらで別の通貨に交換できたかは、国立国会図書館が案内する資料や各国の中央銀行で、その年の為替レートを調べてください。